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こどもの矯正治療には一期治療と二期治療がある?   

清水歯科藤沢院 院長 清水勇気です。

藤沢駅南口徒歩3分の所に移転開業しました。お陰様で移転して一か月が経過して新しい場所での診察も落ち着いて参りました。

 

 

当院の矯正ホームページにも「こどもの矯正治療には一期治療と二期治療がある」と書いてありますが、実際には当院に通院中の

お子様で実際に二期治療になる子は、ほぼいません。ポイントは始める時期と始めた後の来院状況、取り組み方にあります。

 

当院が、お子様の矯正治療で行っているのは機能矯正治療というもので、お子様の正しい成長を促すことで本来の、その子にとっての一番良い顔、噛み合わせ、姿勢、呼吸を手に入れるというものです。

ところが、10歳を越えてしまうと骨などの成長に限界が出てしまい、機能矯正治療だけでは治療が困難な事が出てきます。また別で記事を出しますが、それ以外にも10歳を越えるとマイオブレイス矯正治療が困難になるポイントが有るので来年4月より5年生以上のお子様のマイオブレイス矯正治療は受付を中止させて頂く事になりました。来年3月までは10歳以上の方も拝見しますのでご検討中の方はお早目にお願いします。10歳を越えて治療を始める方はマイオブレイス矯正治療ではなく一般的な矯正治療の御案内をさせて頂くこともあります。

また10歳までにマイオブレイス矯正治療を始めても上手くいかない場合もあります。

①自宅での練習をやっていない 

マイオブレイスは正しい呼吸、口の閉じ方、飲込みをマスターすることで正常な発育を促すものなので月一回の来院時だけの練習では改善しません。塾に入って宿題やらないで通うのと同じです。

②物理的にやれない

習い事や塾などが忙しくてそもそも練習する時間がとれない場合など。受験を考えている御両親は早めに治療を始めるのをお勧めします。受験勉強をやりながらの治療は大変なので出来れば2年生か3年生くらいには始められるとよいですね。

③お子様一人で練習をしている

クセや習慣となってしまっているものを改善するのに必要なのは、問題にいち早く気づく事です。一人で練習していると、どうしても間違った方法のまま練習してしまう事が多く、時間が非常に掛かります。

一人で練習している子は、親御さんが一緒にチェックしている子に比べて期間も2倍近く掛かる事があります。ご家庭でライフスタイルを考えて一緒に取り組めそうか考えてから始めましょう。非常にお忙しいご両親の場合はマイオブレイス治療ではない矯正治療をお勧めしております。

以上、お伝えしましたがポイントは

トレーニングを主体とする機能矯正治療において大事なのはタイミングと練習時間、練習環境を整えること

始めるタイミングは5歳~10歳まで、毎日御家庭で1時間程度の練習時間がとれる事、練習時に少なくとも10分程度は親御さんもしくは祖父、祖母などの親戚の方が一緒に見ていてあげられることが大事です。

 

ワイヤーを用いない機能矯正治療について、御自身のお子さんは今どういう状態なのか、早く治療すべきなのかなど気になる事があれば是非、清水歯科藤沢院へ御相談ください。

 

藤沢駅南口徒歩3分 清水歯科藤沢院 清水勇気

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